多くの生活習慣病は、共通の対策で予防することができます。簡単に言うと、「正しく食べ、きちんと眠り、適度に動く」ということなんですが、もう少し詳しく説明します。
■食事について
1.3食きちんと食べる(特に、糖尿病などの血糖値、血圧関連の疾患では必須です)
2.1日30品目をバランスよく(いろんな色の食材を使うことを意識すると多品目になりやすいです。人参の赤、しいたけの黒、かぼちゃの黄色…みたいに)
3.塩分は1日10g以下、甘いものを続けて摂取しない
4.動物性脂肪を控える(植物性脂肪のほうがベター、または肉より魚がベター)
5.野菜、海藻、カルシウム、ビタミンは、強く意識して多めに摂る
6.カロリー過多に常に注意(食べ過ぎた次の日は量を減らす、その意識が大事!)
7.よく噛んでゆっくり食べる(食べ過ぎの防止と免疫力の向上)
■睡眠について
これは、ひとえに脳のストレスを緩和するためです。脳にストレスが蓄積し続けると、
身体機能や免疫力が低下し、生活習慣病の疾患を引き起こしやすい体内環境を作り出してしまいます。最近は不眠の方が非常に増え、生活習慣病増加の一因とも考えられています。
快適に眠れる環境づくりと十分な睡眠休養を心がけ、不眠が続くような場合には医師(心療内科など)に相談をしましょう。
■運動について
「運動が大事」と言われても、いきなりスポーツジムに通ったり、ジョギングを始めるのは、なかなか大変ですし、続かないことが多いですよね。まずは、普通に歩くことからです。
でも、これも「毎日ウォーキング」というふうに意気込んでしまうと、スポーツジムと同じ感覚になってしまいますから、まず仕事や外出のとき、出かける時間に少し余裕を持ってください。そして「ここからここまで今日は歩こう」と、強制的に決めること(行かなければならない目的があるのだから、続く続かない、は関係ないですよね)。他にも「あ、牛乳がないな。明日車でスーパーに行けばいいんだけど、ちょっとコンビニまで歩いて行ってくるか…」みたいな、ついで外出を歩きで作ること。そういう、ちょっとした「歩き時間づくり」からでいいんだと思います。また寝る前の軽いストレッチも、心地よい運動になりますし不眠防止に効果的です。